2011/11/05

AKG K330 レビュー

もう4年ほど前に京都のビックカメラで購入。
1万円チョイくらいだったと思う。












(画像はサウンドハウスから拝借)



・音のバランス
圧倒的に低音寄り。

高音は良く聴けば出ているのだが、
完全に低音の中に埋もれている。
ボーカルも遠くから聴こえる印象。

・音質
音質自体は悪くない。
特に低音は量も圧倒的だが質もなかなか。
中高音は埋もれがち…というか埋もれている。
籠った感じがするが音自体が出ていないわけではない。


・装着感
タッチノイズは多め。
シュア掛けできるイヤホンではないのでケーブルをまとめるか、
諦めるかのどちらか。
・遮音性/音漏れ
圧倒的な低音に支配されるため、遮音性はなかなかのもの。
音漏れは意外としているかもしれない。
図書館等では注意が必要。

・携帯性
付属のケースはAKGの標準的なもの。
可も不可もなくといった感じ。

・総評
AKGというと繊細な音のイメージがあるが、K450といい、K315といい、
このK330といい、なかなか低音が響くものが多い。 
中でもこのK330は恐るべき低音の量である。
しかし、ボワン、ボワンと締りのない低音が鳴るわけではなく
ズンズン、ドンドンと締った低音が頭の中で響いてくる。
高音やボーカルは遠く聴こえ、ベース音が最も近くで聴こえる。
低音命な人にはオススメだが、それ以外の人にはオススメしにくい。
あと、質感は写真のように光沢のあるものではなくもっとゴムっぽい
艶消しでややチープな感じ。このあたりは実際にモノを見て確認しておかないと
パッケージを開けて愕然とすることになる。
最近では5000円くらいで売られている気がするが、それくらいの値段なら
まぁ、許せる範囲。元々の売値からすると他の選択肢があるのではないか。


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